@article{oai:jpcoar.repo.nii.ac.jp:00000276, author = {青山, 亜衣 and 福原, 隆子}, issue = {4}, journal = {岐阜看護研究会誌}, month = {Jan}, note = {本研究の目的は,臨地実習で受け持ったがん再発患者の援助過程をフィンクの危機モデルを用いて分析し,患者の疾病受容のプロセスと看護学生の果たした役割を明らかにすることである。分析の結果,疾病(再発)告知の後,危機的状況におかれていた患者は,防衛的退行,承認の段階を経て,疾病を受容し適応段階に至る順調な経過を辿っていることが明らかになった。また,この過程における看護学生の傾聴,支持的な対応,情報提供,同病患者との交流促進への援助は,患者の恐怖心,不安を和らげるとともに,力強い励ましとなって,患者の現実に対する洞察力や主体性を高め,適応段階への移行を容易にしたと考えられる。がん再発患者が,再発の現実を受け止め,がん,治療に対して前向きに,勇気をもって取り組んでいくためには,疾病受容過程のいずれの段階にあるかを把握し,受容に至る段階を順調に辿れる様に,各段階にふさわしいケアを提供していくことの必要性かつ重要性が確認された。}, pages = {21--29}, title = {患者の疾病受容過程を支える看護を考える : フィンクの危機モデルを用いて}, year = {2012} }