@article{oai:jpcoar.repo.nii.ac.jp:00000275, author = {牧野, 亜沙美 and 木内, 千晶 and 箕浦, とき子}, issue = {5}, journal = {岐阜看護研究会誌}, month = {Jan}, note = {要約:本研究の目的は,高齢者に代わり胃痩造設の代理決定を行った家族の思いを胃痩造設前から造設後の変化とともに明らかにし,医療者として,どのような対応が必要であるのかを検討することである。対象者は,胃痩造設の代理決定を行った家族5名であり,胃痩造設に対する,思いについて半構成的面接を行い,質的記述的方法を用いて内容の類似性に基づき分析した。その結果,『胃痩造設に対する葛藤』『生きるための選択』『意思決定するための医療者の影響』『胃痩造設後の期待と後悔』の4つのカテゴリーが抽出された。家族は,胃痩の理解が困難な状態にあり,胃痩造設後の不安をもち,意思決定への責任を感じながらも,延命には胃痩が必要であることを認識し,回復への期待を込めて,胃痩造設の決断をしていた。しかし,胃痩造設後も造設したことを後悔し,今後の生活に対する不安は持続していた。医療者は,家族の抱えている悩みや不安に寄り添い,十分な情報を提供し,胃痩造設を決断したことを肯定する関わりが重要であると示唆された。}, pages = {43--50}, title = {高齢者の胃瘻造設を代理決定した家族の思いと医療者の関わり}, year = {2013} }