オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR : Japan Consortium for Open Access Repository)は、リポジトリを通じた知の発信システムの構築を推進し、リポジトリコミュニティの強化と、我が国のオープンアクセス並びにオープンサイエンスに資することを目的として2016年7月に設立されました。
【JPCOARのビジョン】
機関リポジトリをめぐる国内外の状況を踏まえ、リポジトリコミュニティとしてのJPCOARは、国内外の関係する団体、コミュニティと連携し、リポジトリによる知の発信システムを構築し、オープンアクセスのより一層の推進を目指す。会員機関のニーズを踏まえ、多様なコンテンツへの対応、コンテンツの価値を高めるリポジトリの機能向上に努めるとともに、研究データにも対応するリポジトリ環境の整備を行っていくことで、オープンサイエンスの推進にも寄与する。また、このめまぐるしく変化する環境に対応し、JPCOARのコミュニティとしての機能を強化し、会員機関全体の底上げを図るとともに、新しい時代を担う中核的な人材の育成に努めていく。
JPCOARは上記のビジョンを達成するため、国公私立大学図書館協力委員会と国立情報学研究所との間の協定書に基づき設置された「大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議」と連携し、次の中長期戦略に基づいて活動を行っています。
【オープンアクセスリポジトリ戦略2019~2021】
1.オープンサイエンスの推進に寄与するため、研究データの公開、流通に関する先導的な取組みを行う。
2.オープンアクセスを推進する学術情報流通の基盤を整備し、コンテンツの流通、活用を促進する。
3.オープンアクセスリポジトリを支えるコミュニティとしての機能を強化する。
4.オープンアクセス、オープンサイエンスの推進に対応できる人材育成を行う。
5.協会の活動基盤を強化し、JPCOARのブランド力を高める。